izki/イツキさんは今注目の若手アーティスト。自ら楽曲を制作すると共に、「原因は自分にある」などにも楽曲提供を行っている。
2021年2月に自身初のオリジナル曲「狂鳴」をリリース。総再生回数は15万再生を突破している。
その他にも数多くのオリジナルソングを制作。
2023年4月1stアルバム「Lyrical founder」をリリース。
同年、11月には自身初となる合同ライブに出演するなど波に乗っているアーティストだ。
Youtube:www.youtube.com/@izki3208
はじめに
インタビューの経緯について
こんにちは!限界大学生です!
本編に行く前に今回の経緯について少しご説明します!
なぜizkiさんにインタビューをすることを決めたかというと単純に僕がファンの一人だった。というのが一番大きな理由でした。
Izkiさんの音楽性やメッセージ性にとても感銘を受けて是非ともお話を聞いてみたいと思うようになりアポイントを取ることを決めました。
そうした中で一人の観客としてライブに行った際に、たまたまお話しさせて頂く機会があり、とても愛想良く話してくださり今回のインタビューのことも快く承諾してくださいました。
そういったご好意の元、今回のインタビュー記事作成しています。本当に感謝しかありません。ありがとうございます!
izkiさんのあの音楽性は一体どこから来ているのか。しっかりと見てきました!
それでは本編をどうぞ!
インタビューパート
本編スタートです!
ーー本日はどうぞよろしくお願いします!
こちらこそよろしくお願いします。
ーーまずは簡単なプロフィールというか自己紹介をお願いします。
はい。自分はizkiと書いて「イツキ」と読みます。アーティスト活動をしていて音楽を中心に活動しています。
ーーありがとうございます。ご出身はどちらですか?
北海道に生まれて札幌で育ちました。
ーー年齢はいくつですか?
今が19歳で次に20歳になります。
ーー若いですね! 僕とほとんど変わらない(笑)
それでは次に端的に言ってご自身をどんなアーティストだと思っていますか?
僕の売りとしては作曲、編曲、演奏、mix、マスタリングを全て自分で行っていることです。
その他にも楽曲提供もさせて頂いたりもしています。なので一言で言えば何でもできるアーティストなんじゃないかなと思っています。
ーー確かに! 一人でやってみたシリーズも出てますよね。
先ほど、ご紹介してくださったんですけど、izkiという名前の由来はどこから来ていますか?
あ、実はこれは普通に本名です(笑)。
曲を出すタイミングで色々考えて今の形になりました。
ーー本名だったんですね(笑)ずっと気になっていたので答えあわせができた嬉しいです。
それでは次にとても大事な質問なんですけど、izkiさんが音楽を始めたきっかけはなんだったんですか?
そうですね、元々音楽に興味を持ち始めたのが幼稚園入る前ぐらいにだったと記憶しています。
大きな部分として父の影響を受けたのがきっかけだったと思います。ßźって知ってますか?ウルトラソウルとか。
ーーもちろんです。とっても有名ですよね。
そうなんです。父が好んでB’sをよく聞いていたので必然的に僕も一緒になって聴いていました。
そうしていく中でB’sのDVD映像にすごい惹かれて、ずっと見ていたのを覚えています。
そこからすごいたくさんの音楽に興味を持ち始めました。当時、ピアノを習い始めたんですけど速攻でやめちゃいました(笑)。
ーーなるほど。ピアノにはハマらなかったんですね(笑)他にはなにか楽器を習っていたんですか?
小学生の時にブラスバンドでトロンボーンを3年間やったりとかギターを始めたりとかしました。
ーー小学生でギター始めたんですね!よっぽど音楽が好きだったんですね。
はい。そこからちゃんと音楽をやろうと思ったのが中学に上がるタイミングくらいでした。
ベビーメタルの藤岡さんっていうギタリストを好んで見たりとか、ドラムにも挑戦し始めました。
ーーまた新しい楽器ですね・・じゃあ部活も音楽系に入っていたんですか?
実はサッカー部に入部しました。(笑)
ーーなるほど。てっきり音楽系なのかなとかって思っていました(笑)
実は僕もサッカーを6年間やってたのでキツさを知っているんですが、中学生時代は部活と音楽の両立って大変じゃないですか?僕はいつもヘロヘロで帰ってました。
中学生の後半からはずっとドラムばっか叩いてたんですけどサッカー部自体そんなに強豪という訳でも無かったので、まぁ毎日練習はあったんですけどまだ時間はあった方だと思います。もちろん大変ではありましたが(笑)
ーーやっぱりそうですよね、もう少し少年時代のお話を聞きたいんですけど、一言で言うならどんな子供でしたか?
いや、今思い返すとほんとクソガキでしたね(笑)。ほんとに極端なんですけど小学生時代は一番アウトドアでした。ほんとに外で遊んでたんですけど、中学生からは急にインドアになりましたね。音楽にどっぷりハマったことがが大きかったんだと思います。
ーーそうだったんですね、高校時代も似たような感じでしたか?
そうですね。相変わらず音楽ばっかりやってたんですけど、うちの高校が音楽系の学校だったのもあってオーケストラの授業などもあって、そこではヴィオラもやってました。部活は軽音部に入ってバンドやってましたし、周りも音楽やりに来てる人が多かったので楽器経験者の人が多かったです。ただ途中からコロナが流行り始めちゃったのでそのタイミングで今の音楽活動の前身である音楽アカウントのTwitterを始めました。
ーー高校で一番楽しい時期にコロナが被ってますもんね、そこからより音楽に集中するようになったんですね。
音楽活動を始めた時からアーティストになりたかったんですか?
いえ、最初の方はアーティストとか全然考えてませんでした。それこそバックミュージシャンとかライブやレコーディングの補助のような事を考えていました。
そこから曲作りもしているうちに作曲大会に出場したりもしました。
そこで優勝したことをきっかけにお声をかけていただく頻度も増えて本格的にアーティストとしてやっていこうと思いました。
ーーアーティストとしてやっていく上でなにか意識していた点はありますか?
そうですね。メタルとか激しい曲をよく好んで聞いていたんですけどいざ自分で歌うとなると自分の声に合わないと思ったのでPOPな曲を作ろうとは思っていました。
当時は今よりも機材も揃っていなかったので誤魔化し誤魔化しでやってましたね。
ーーそうだったんですね。自己紹介で作曲や編曲、演奏からMIXなど全て自分で行っているのがアーティストとしての売りだとおっしゃっていましたが、なぜそんなマルチタスクにこなせるんですか?
なんでなんですかね、成り行きで人生を生きていたらたまたま色々な楽器に触ってきたのでシンプルですけど出来るからやってるっていう感じです。
でも一番の理由は凝り性だからかもしれないですね。
ーーなるほど。凝り性ですか。詳しく聞いてもいいですか?
はい。具体的な話でいうと、ちょっとした楽器のニュアンスの違いでも自分の思っているのイメージと違うと直したくなってしまうんです。あとは人の手が介入するのが嫌で、他の人の手を絶対に加えないように全部自分でやりたいという思いがいちばん強いです。
ーーそれはかなり凝り性ですね(笑)。高校生のバンドの時期とか大変そうですが、メンバーとは揉めなかったんですか?
結構軽音楽部あるあるなんですけど、どのバンドもボーカルの自我が強いことが多くて当時は僕もかなり振り回されてました。もちろんメンバーにも好みの音があるのは分かってるんですけど自分だったらこうするな〜みたいな葛藤がずっとありましたね。
ーー作曲をやっていて行き詰まった経験はありますか?
もうしょっちゅうあります。曲が浮かばないこともありますし浮かんでも納得できないものとかが続くと辛いですね。さっき話したことと似てるんですけど、納得したクオリティじゃないと絶対に出したくないっていう性分があります。
それとは別に一曲一曲作る度になにか新しいことをやるっていうのが自分の中のモットーとしてあります。なんでもいいんですけどフレーズでもメロディでもなにかひとつでも新しい事がないといい曲判定ができないので毎回どうにかして新しいことを入れようと頑張りながらやってます。
どこまで行っても凝り性なのかもしれません(笑)
ーーやっぱり凝り性な部分が出てますね。長い時は一曲にどれぐらいの時間費やすんですか?
そうですね、曲によってほんとにバラバラですけど半年以上かけてやるものもあります。
ーー半年もですか!
実は途中で一回放棄してるんですよ。こういう場合は初めの方はすぐ浮かぶんですけどそこから詰まっちゃうことが多いです。
だから一回放棄してしまって期間が凄い伸びちゃうんです。
大体は2ヶ月から3ヶ月くらいです。早いものだと2週間くらいで出来ました。
ーー2週間ですか?かなり早いですね。なにかこう調子がいいみたいな時期があるんですか?
やっぱり波みたいなものがあっていい波の時に当たるとめっちゃすぐ終わります。その時は2日くらい寝ないで作ってたんで終わった瞬間に倒れました。(笑)
ーーそれは確かにすぐ倒れますね。(笑)それでは普段の作曲のコツを教えてください!
コツですか・・・色々あるんですけどひとつはサビから作る事ですかね。ギターでもピアノでもいいので音を出しながら口ずさんでみたりすると案外いいメロディーが浮かんで来たりしますよ。
ーーなるほどなるほど。サビから作るのは意外でした。
ずっと気になっていたんですが曲のタイトルはどうやってつけてるんですか?
そうですね曲によって変わりますけど、大体は歌詞からとる事が多いですね。それでも浮かばないときは思い切って変な歌詞にしてとみたりとかしてます(笑)
あとは僕がその曲の歌詞の中で一番伝えたい言葉というかデカい言葉をつけるようにしています。
ーーそういえば、先日初ライブお疲れ様でした!終えてみてどうでしたか?
ありがとうございます。実は緊張であんまり覚えてないんです。元々、ライブを想定して曲を作ってた訳じゃなかったので息ももたないし弾き語りだったのでキー外したらすぐ分かっちゃうしもうほんと無我夢中でした。でも自分の中でやりきったので良かったです。
ーー僕も客席で見てましたけどとてもいい演奏でした。特に歌声が良かったです。
なにか上手く歌う秘訣はありますか?そうですね。
龍角散のど飴を溶かしたお水を飲んでました。
ーー歌い始めたころは高い声が本当に出なく悩んでいた時期もあったんですけど、力みすぎないことを覚えてからは喉が強張らなくなって
高い音も自然とでるようになってました。あとはお供の龍角散ですかね(笑)
角散ですか?
そうです龍角散です。軽音部通ってる人なら多分やるんですけど龍角散を水に溶かして飲んでました。他校の先輩とかがやってるのを見てやり始めましたね。
ーーそれは知らなかったです・・・僕もカラオケで良くの喉が痛くなるので真似してみます(笑)
最後に、これからの目標を教えてください!
はい、まずはこれからも沢山曲を作りたいです。その中でも特にドラマでもアニメでもいいので自分の名義でそのコンテンツに関わる曲を作りたいです。
ーーそれはとても素晴らしい目標ですね。izkiさんの曲がもっと多くの人に聞いてもらてたら僕も嬉しいです。本日はどうもありがとうございました!
こちらこそありがとうございました。
インタビューを終えてみて
今回はアポイント取りからインタビュー、記事作成までを全て自分の手で行わなければいけなかったのでかなり大変でしたが、その分達成感もありました!
インタビュアーではありますが、同時に一人のファンでもあったのでとても緊張してしまいました・・・
上手く言葉が出ない時もありましたが優しくフォローしていただきました!
ずっと聞きたかった音楽に対する向き合い方や作り方についてたくさんお聞きすることができ、様々なインスピレーションを得ることが出来ました!
年齢も近かったので音楽の話以外にも僕ら世代の話でも盛り上がってしまって予定されていた時間を大幅にオーバーしながらお話ししてくださいました。
改めて本当にありがとうございました。
今回のインタビューは僕にとってとても貴重でかけがえの無い経験になりました。
編集後記
雑誌とか見るとよく編集後記というページを見かけるので僕もやってみたい!と思ったのですが何を書いていいのか分かりません・・・
せっかくなのでizkiさんのおすすめ曲を紹介して終わります!
今回の記事で少しでも興味を持ってくださったら是非一度聞いてみてください!